戻る 富山県の怪異伝承5件
馬(安居寺)
安居寺あんごじの狩野永徳が描いた絵馬は抜け出て田畑を荒らしたため、綱を書き加えたと言われる。
カワウソ大明神(円隆寺)
立山地獄の一つ、血の池の近くから如意輪観音が出土し、円隆寺に祀られている。寺の近くのいたち川には昔はカワウソが住んでいたためか、遊女たちからカワウソ大明神と呼ばれ信仰されていた。
三本柿(辻徳法寺)
親鸞聖人は、滞在して説法を行った家で串柿をご馳走になった。囲炉裏でその半分焼けた種を3つ植えると、後に3つとも木になった。このことからこの町を柿の木町と呼ぶ。この柿の種には今でも焼けたような跡があると言われる。
千石の保昌どん(千石の兜杉)
平井(藤原)保昌は、大江山の鬼・酒呑童子を頼光たちと共に倒したと言われている。千石集落に移り住んでいたが、ここは今ではダムの底になっている。保昌が災いを鎮めるために兜を埋め、杉を植えたのが千石兜杉として残っている。
縄ヶ池
俵藤太が龍神からもらった龍の子を放ったのがこの辺り。しめ縄を張った部分が一夜にして池となったのが縄ヶ池と言われる。
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