戻る 熊本県の怪異伝承5件
恐ヶ淵
蜘蛛が釣り人の足に糸を巻き付け、水に引きずり込もうとした伝説が残る。引かれたのは草履であったため、釣り人は助かった。
河童(悟真寺)
悟真寺ごしんじの和尚の尻をなでた河童が居たが、その腕を折られてしまった。河童が毎晩、腕を返してくれと頼んできたので、返したところ子供の水難事故がなくなった。今でも川祭りとしてきゅうりを供える行事がある。
河童の手(志岐八幡宮)
悪さをする河童の両手を切り落とした。片手でだけでも返してほしい、返してくれれば残った片手で病を治せるようにする、と頼まれたため、片方は河童に返した。残った片方の手はミイラになっているが、撫でると病が治るとされる。
人柱(八大竜宮社)
干拓の際に19歳の娘を人柱にした。娘の霊を祀る竜宮社を「がらんさん」と呼んでいる。
姫石(姫石神社)
嵐に見舞われた景行天皇を助けるため、海に身を投げることで嵐を鎮め助けた姫がおり、岩を姫の身代わりとして祀っている。しかし神社の石の説明には、姫が乗ってきた舟石、宝を入れてきた袋石と書かれてある。
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