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宮崎県の怪異伝承6件
カッパ
諸塚村の民俗資料館に河童の手が展示してある。
天之逆鉾(霧島東神社)
高千穂峰の山頂に刺さっている逆鉾は、イザナミ、イザナギが日本を作った際に使ったと言われている。坂本龍馬が抜いたという伝承もある。
河童(徳泉寺)
悪さをする河童を懲らしめるため、和尚が小石に経文を書き、川に沈めた。動けなくなった河童たちが詫びを入れてきたため、煎り豆から芽が出てもで悪さをするなと叱り、川に煎り豆を流して石と一緒に拾わせた。徳泉寺には河童塚がある。
河童の手足(都城島津邸)
上村休助がガグレ(河童)を銃で仕留めたが、高熱に冒された。祈祷により治ったが、その時の河童の手足が伝わっている。
鬼八(高千穂神社)
この地で悪行を働いていた
鬼八
(
きはち
)
が滅ぼされた後も災いを成した。これを鎮めるために
猪々掛
(
ししかけ
)
祭が行われている。かつては生贄として若い娘を捧げていたが、今では代わりにイノシシを捧げている。
子見ずの池(水沼神社)
ある百姓に美しい娘が居たが、池に落ちて亡くなった。娘の名を呼ぶと、大蛇が姿を表した。娘は池の水神となっていた。以後、子見ずの池と呼ばれ、現在は湖水ヶ池となった。
情報は古い場合や誤りがある可能性があります。もし現地へ赴かれる際は、公式の観光情報などをご参考ください。