こちらは
怪異・妖怪伝承データベースにはないのですが、興味があって行った場所です。場所は木津川の堤防の近くにあり、JR奈良線からでも見下ろせば見えます。
平重衡は平清盛の五男。奈良を焼き討ちしたことで知られています。
重衡は源氏に捕えられた後、怒りを買った奈良の人々に引き渡されることになり、木津川の辺りで首をはねられました。
重衡の無念を示すエピソードとして、実をつけない柿という「不成柿(ならずのかき)」があったのですが。 少し残念なことになっています。
平重衡(たいらのしげひら)終焉の地 – 木津川市
今は木が代替わりし、秋になると小さな実が沢山成っています。
また、首を洗ったという首洗池もあるはずなのですが、草が茂りすぎてよく分かりませんでした。雨上がりに行けばあるのかもしれません。
ちょっと分かりにくいところにありますが、歴史を感じられる穴場です。
近くの寺には供養の塔もあります。興味のある方はぜひ。
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怪異・妖怪地図 - 京都府