元興寺塔跡の啼灯籠

元興寺は日本最古の鬼退治で有名ですが、現在の元興寺の近くに「元興寺 塔跡」があります。消失してしまっているのですが、かつては興福寺よりも高い五重塔があったそうです。 そこに一つ、灯籠があります。啼灯籠(なきどうとう)だそうです。新しい灯籠を寄進し、古い灯籠を変わりに貰い受けたところ、夜な夜な啼くのでもとに戻したというようなことが書いています。 行った頃には紫陽花が咲いていましたし、八重桜や牡丹も見

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嵐山にある新田義貞の首塚

観光で有名な嵐山ですが、こちらの滝口寺に新田義貞の首塚があります。 新田義貞といえば、鎌倉幕府を滅ぼした武将です。その後の南北朝期には室町幕府を開いた足利尊氏と対立し、京を追われることになります。南朝方として北陸で勢力を蓄えようと画策していましたが、討ち死にしました。その場所とされているのが、福井市の新田塚町です。 結果的に破れはしましたが、明治維新後は南朝が正当な朝廷とされたこともあり、楠木正成

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樟葉の由来──クソバカマ?

葛葉(くずは) 稲荷を調べていて、楠葉(くずは)という地名とは何か気になった。楠葉、あるい樟葉は枚方市の地名。一方、葛の葉は狐で、あの安倍晴明の母としても有名。2つは関係あるものだと思っていた。 しかし、葛葉稲荷は和泉市にある。そもそも気づかなかったが字が違う。 そして、行き当たった語源というのが、クソバカマ。 その昔、朝廷への反乱が起きた。反乱はすぐに鎮圧されたが、淀川沿いにまで追い詰められた反

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日本の神道の中心だった吉田神社

 今回、調べるネタ元になったのはこちらの記載です。 後土御門院の延徳元年3月に、京都の吉田山に太神宮が飛び移ってきたので、本当のご神体である神宝が光を放って降りたと吉田兼倶が密奏し、ここに神明社を建てた。 (神宝が降る) | (シンポウガフル) | 怪異・妖怪伝承データベース  神明社は元々は伊勢の神霊を勧請(かんじょう)した神社でした。しかし、伊勢から来た天照大神が姿を現したため、その地に作られ

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草を食べる馬面の魚

馬魚と書いてウマウオと言うようです。ワタカと言い、琵琶湖にいる固有種(あるいは、遺存種)です。絶滅危惧種でもあるこの魚、昔から内山永久寺や石上神社の池に生息しているようです。 それには、次のような逸話かあります。 後醍醐天皇が笠置山から吉野に逃れる際、一時的に内山永久寺に立ち寄った。その際、今まで乗ってきた馬が倒れてしまった。介抱の甲斐なく死んでしまい、その霊が馬面で草を食べる魚として池に現れた。

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夫婦の牛を祀った塚 ── 牛塚

 昔、ある農家によく働くひとつがいの牛がいました。 ところがある日、雄牛は働き過ぎて疲労が重なり、手当のかいもなく、死んでしまいました。 家の人はたいそうがっかりしましたが、せめて牝牛だけでも元気で働いてほしいと思い、毎日、おいしいエサを与えました。  しかし、牝牛は雄牛が死んだショックが大きかったのでしょう、日に日に元気がなくなり、食事もとらなくなりました。  雄牛を慕うその姿を見て、家の人はふ

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道を曲げた楠

調査の元ネタはこちらになります。 平清盛が植えたと伝えられる楠を、人夫たちが伐採しようとしたところ、手が曲がり、腰を抜かし、熱を発して床に就いた。 清盛手植楠 | キヨモリテウエノクスノキ | 怪異・妖怪伝承データベース この楠は、京都市下京区の若一(にゃくいち)神社というところにあります。町の中で森のようになっていて、ちょっと歩くには良いところでした。神社自体に駐車場はありません。 昭和9年(1

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恋塚の話

恋塚とよばれる塚が京都の南、鳥羽にあります。こちらは以下のような伝承によって建てられたものです。 北面の武士であった遠藤盛遠(もりとう)は、源渡(みなもとのわたる)の妻、袈裟(けさ)御前に横恋慕した。言い寄られた袈裟御前は、母を殺すと脅されたため断りきれず、夫の髪を濡らしておくので討ち取ってくれたら一緒になると伝えた。盛遠は闇夜に紛れて渡の首をとったが、それは袈裟御前の首だった。自分の愚かさと罪深

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天の岩戸を開く作戦会議──天高市神社

天照が天の岩戸に隠れた事件があります。どうもここは、その事件で神々が作戦会議を開いたとされる神社が天高市(あめのたけち)神社です。 行ってみたのですが、どのあたりに集まったのかという具体的なことは分からず。広さとしても、八百万の神々が集ったにしては手狭かもしれません。以前はもっと広かったのか、神々にとって場所の広さなど関係ないというところもあるのかもしれないですね。 御由緒 今回は行かなかったので

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目玉を渡した菊石姫

滋賀県には琵琶湖以外にも余呉湖という湖があり、こちらには羽衣伝説とともに菊石姫の伝説があります。 都からの落人、桐畑太夫に生まれた姫が成長するにつれて蛇に変わっていった。疎まれた姫を世話してくれたのは下女だけだった。ある日照りの年に姫は皆を助けるために余呉の主となったが、世話をしてくれた下女に目玉を与えた。その目玉には病を治す力があった。領主がもう一つも欲しがった。下女に頼まれ、現れた姫はもう一方

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