目玉を渡した菊石姫

滋賀県には琵琶湖以外にも余呉湖という湖があり、こちらには羽衣伝説とともに菊石姫の伝説があります。

都からの落人、桐畑太夫に生まれた姫が成長するにつれて蛇に変わっていった。
疎まれた姫を世話してくれたのは下女だけだった。ある日照りの年に姫は皆を助けるために余呉の主となったが、世話をしてくれた下女に目玉を与えた。その目玉には病を治す力があった。
領主がもう一つも欲しがった。下女に頼まれ、現れた姫はもう一方も石に投げつけた。そのときに窪んだた石が目玉石であり、体を休ませた石が「蛇の枕石」であり、水中にある。
太夫は目の見えなくなった姫のためにお堂を建てて鐘をつかせるようにした。

このようなお話です。
参考:菊石姫伝説 | 余呉観光情報

昼でも薄暗い石のあるところ
説明書き

説明書きが石にあったのですが、非常に見づらかったです。
水中の石の方は後で知ったので、見れていません。

なお、桐畑太夫という名前ですが、余呉湖の周辺に川並集落があり、住んでいる人の多くの名字が「桐畑」だったりします。実際に回ってみると表札が多いのが分かります。
天女伝説の方も、羽衣を拾ったのが桐畑太夫です。それはが未だに多いということは、桐畑氏というのはこの地方では有力な氏族だったということでしょうか。

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