廃寺となった対馬の福泉寺の奥に古池があり、そこから赤牛が現れて寺に泊まったものを食い殺す、ということが度々ありました。 斎藤龍興の三男和泉守良孝がこの福泉寺に泊まり、念仏を唱えていると、赤牛が女になって訪ねてきた。この赤牛を念仏で鎮め、この地に賢叟大和尚として龍渓院を開山したというのが縁起となっています。
ただ、日本昔話などでは良孝は美濃の武将となっていますが、父である斎藤義龍は20歳で美濃を追い出されています。その子どもであるなら、美濃にはいないのではないかと思われうのですが。
細かいところはいいとして。
龍渓院でググると岡崎にあるところが上位にでてくるのですがそちらではありません。伊豆にある大室山 龍渓院のことです。
こちらは公式ホームページはないようですがFaceBookはあります。
成仏させた赤牛は、位牌が「護法一龍八王大善神」として現在も龍渓院にあるようです。
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