高安山の舞台岩の由来。 (中略)若者が乙女の身代わりになって耳を澄ましていると、集まってきた狸が丹後の国の鬼一坊の雄犬雌犬にきかせるな、と歌っているのを聞き、その犬たちを連れてきて狸を退治させた。狸が踊ったのが舞台岩
悪霊,狸,鬼一坊 | アクリョウ,タヌキ,オニイチボウ | 怪異・妖怪伝承データベース
人食い狸の話です。
この話には、高安山、舞台岩という場所に関する手がかりがありますので、調べてみました。
伝説自体は、犬の宮と関わりがあるようです。
あたりが静まり返った頃おそるおそる座敷を覗いてみると、血の海の中に子牛のような大狸が2匹と多数の荒狸が折り重なって死んでいた。そばには三毛犬、四毛犬も息絶え絶えに横たわっていた。村人は必死に手当をしたが、とうとう犬は死んでしまった。
この村を救った犬を村の鎮守とせよとのお告げにより、まつったのが現在の犬の宮といわれている。
犬の宮/高畠町公式ホームページ
連れてくる国が丹後と甲斐であること、話を聞いた場所など細部に違いはありますが、同じ話と見ていいでしょう。これで場所が高畠町であることは分かりました。
しかし、舞台岩の所在が分からず。
http://takahata.info/log/?l=210613
こちらは町の観光協会のブログなので、高安地区に存在はしているものと思われます。しかし、熊が出る場所である場所ということは、険しい場所にありそうです。
見るのは犬の宮だけにしておくのがいいかもしれません。
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