天の岩戸を開く作戦会議──天高市神社

天照が天の岩戸に隠れた事件があります。どうもここは、その事件で神々が作戦会議を開いたとされる神社が天高市(あめのたけち)神社です。 行ってみたのですが、どのあたりに集まったのかという具体的なことは分からず。広さとしても、八百万の神々が集ったにしては手狭かもしれません。以前はもっと広かったのか、神々にとって場所の広さなど関係ないというところもあるのかもしれないですね。 御由緒 今回は行かなかったので

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呪われていた、かえる石

元々、河内にあった殺生石を豊臣秀吉が気に入って持ち帰ったもの。大阪城落城の際に淀君の遺骸が下に埋められたとか言う話も残っています。明治になってからは城を軍が使っていましたが、この石の近く身投げする人が多いだとか、堀の入水死体が寄ってくるなどと噂され、(おそらくは)噂を気にかけた軍によって隠されました。戦後になって呪われた石とされていた当石も、元興寺(がんごうじ)に来ることになりました。今では、付い

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味噌汁をかけられて退散した大蛇:蛇塚

蛇穴と書いて「さらき」と読む。こんな地名が奈良にあります。まず、初見では読めません。 蛇のとぐろや、土を紐状にして輪にして積み上げて作る土器をサラキと言うらしく、そこから関連された当て字ではないかと思われます。 さて、蛇穴という地名から想像できますが、蛇に関連する伝承があります。 かつて役行者に振り向いてもらえない女性が姿を変えて蛇になりました。その姿を村人に見られたが、村人から弁当の味噌汁をかけ

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千人の垢を落としたら如来が出てきた件

法華寺には浴室があります。これは「から風呂」である、蒸し風呂の一種です。作られたのは奈良時代ですが、建物自体は明和3年(1766年)に再建されたものになります。 ここで起きたとされる伝説は、以下のとおりです。 光明皇后は聖武天皇の后です。皇后は庶民の救済にも力を入れ、施薬院(やくいん)を作り、庶民のために薬を与えました。救済の一つとして、この浴室で千人の病人の垢(あか)を流す業を行ったところ、千人

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