生きている木製の神馬 2020年4月29日 by BostonP 神馬というのは、神様の乗る馬です。祭事に使われるのですが、馬を飼うのも奉納するのも大変なので、木製の馬を代わりに奉納したり、もっと簡素化したものとして絵馬が使われたりします。 さて、今回調べたのは以下のものです。 真観寺 … 続きを読む
笹無山 2020年4月25日 by BostonP 平安時代末期、西国でまだ勢力を誇っていた平家でしたが、現在の岡山のあたりまで源氏は進出してきました。舟のない源氏は平氏を追えないでいました。この時、源氏のために浅瀬の位置を教えた若者がいました。しかし、源氏方の武士佐々木 … 続きを読む
対馬の赤牛 2020年4月15日 by BostonP 廃寺となった対馬(たじま)の福泉寺の奥に古池があり、そこから赤牛が現れて寺に泊まったものを食い殺す、ということが度々ありました。 斎藤龍興の三男和泉守良孝がこの福泉寺に泊まり、念仏を唱えていると、赤牛が女になって訪ねてき … 続きを読む
愛宕さま 2020年4月11日 by BostonP 東に向けて建てた愛宕さまの祠の向きが、何度戻しても一晩で南向きになるというものです。 百姓一揆によって殺された若殿の遺体を家来が葬った。そこに地主が祠を建て愛宕さまとした。しかし祠の扉はいくら東に向けても、南になっている … 続きを読む
安徳様の火玉 2020年4月11日2020年4月5日 by BostonP 平安時代の末期、源平合戦で壇ノ浦で亡くなったとされる安徳天皇に関わる話になります。 山から夜な夜な火の玉が飛ぶ。ところが、火の玉は陸地にいる人には見えず、海上に出ている漁夫にのみ見える。里人はこれを安徳さまの火玉と言って … 続きを読む
人食い狸ー犬の宮 2020年4月5日2020年4月3日 by BostonP 高安山の舞台岩の由来。 (中略)若者が乙女の身代わりになって耳を澄ましていると、集まってきた狸が丹後の国の鬼一坊の雄犬雌犬にきかせるな、と歌っているのを聞き、その犬たちを連れてきて狸を退治させた。狸が踊ったのが舞台岩 悪 … 続きを読む