草を食べる馬面の魚

馬魚と書いてウマウオと言うようです。ワタカと言い、琵琶湖にいる固有種(あるいは、遺存種)です。絶滅危惧種でもあるこの魚、昔から内山永久寺や石上神社の池に生息しているようです。 それには、次のような逸話かあります。 後醍醐天皇が笠置山から吉野に逃れる際、一時的に内山永久寺に立ち寄った。その際、今まで乗ってきた馬が倒れてしまった。介抱の甲斐なく死んでしまい、その霊が馬面で草を食べる魚として池に現れた。

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